2月2日はずれ者が進化をつくる

先週の「変な子」の続きです。生物学者の稲垣栄洋さん「はずれ者が進化をつくる」(ちくまプリマー新書)を引用させてください。

多くの生き物を研究している稲垣さんは「生き物に『ふつう』はいない」と言います。「平均値」もない。あるのはさまざまなものが存在する「多様性」だけと言います。

生き物がさまざまな環境の変化の中で生き残ることができたのは「はずれ者」と呼ばれた一部の生き物だけ。それが進化を生み出すのだそうです。

雑草にも「ふつう」の雑草などおらず「はずれ者」ばかり。だけど大きな動物に踏み潰されても生き残り、必ず花を咲かせるためにタネを残す。自分の好きなこと、得意なことを見失わないことが「雑草魂」だと述べています。

今日も小学部・中学部とも一生懸命学び/遊びました。