2024.10.29 00:4910月25日 勉強に集中しよう夏から急に冬に向かっているような気候です。秋らしい秋、春らしい春が少なくなっている気がします。これも地球温暖化の影響でしょう。エネルギー政策の見直しが必要です。勉強の秋ですが、小学部では目一杯勉強する子がほとんどでした。少しだけ落ち着かない子がいたかな。中学部は、このところ遅刻や早退が目立つ気がします。部活などやむを得ない遅刻もありますが、理由のない遅刻もあります。また「もうやることがなくなった」という早退も一部にありました。教材は必ず2時間分用意して欲しいですね。そして少なくとも19:55ぐらいまでは勉強しましょう。
2024.10.21 08:4710月18日 塾のきまり小学部では「塾のきまり」を作ることにしました。といっても最小限のかんたんなものです。(1) 4時から5時は勉強の時間・教材を1時間分持ってくること・できるだけ自分でやってみてわからないことは先生に質問する・必要な時以外に移動して友達のところに行ったり騒いだり、しない(2) 5時から6時は勉強するか遊ぶか自分で決めてよい・遊ぶとき大騒ぎして他の人に迷惑をかけない・入ってはいけない場所(給湯室・ロッカーなど)に立ち入らない・備品(集会室の団体の物品・スリッパなど)に触れない・壊さない・ソファーは飛んだり跳ねたりしないで大事に使う・外遊びするときは大人3人以上と出かける当たり前のことばかりですが小さい子は言わないとわからない子もいるので、文字にしました。...
2024.10.14 01:0910月11日 学びと遊び小学部・中高部とも遅刻の子が目立ちますので、できるだけ時間を守るようにしてほしいものです。やむをえない事情もあるようですが。先週の「学ぶということ」に続いて。かんたんにいうと知識がテストのためのものではなくて、身体の一部となってさまざまな状況で自在に使えることが重要だということです。そのためにも遊びと学びがつながっていることが望ましいのです。というのは遊びは生活を深く結びついていて数や量を比べ競ったり、象徴的な思考を伴うことが多いからです。また、異年齢集団で遊ぶことによって、粘り強さや協調性やコミュニケーション力を培うことができるからです。子どもたちを教えていると「答えが合っていた」「問題が解けた」で満足してしまうケースがほとんどだと思います。もちろん...
2024.10.06 06:0010月4日 学ぶとは「2分の1と3分の1のどちらが大きいですか」という問いに正しく答えられる子どもは小学校5年生でも49.7%だそうです。(今井むつみ 2024「学力喪失」岩波新書)分数が身についている人は通分などしなくても直感的に答えられるのですが、分数はそう簡単に身につくものではないようです。また計算の仕方は覚えていても、「たす」「ひく」「かける」「わる」がどんな事なのかわかっていない子どもも多くいます。面白いのは、将棋や囲碁で人間以上に強くなったChatGPT(生成AI)も、「2分の1と3分の1のどちらが大きいですか」に正しく答えられないというのです。(プロ仕様有料のver.4.0は正解するらしい) AIは意味を考えることなく、大量のデータから統計的に答えを出すだけ...